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シェリー酒

シェリー酒

スペイン南部のアンダルシア地方、特にヘレスとその周辺地域で造られる、独特の製法を持つ酒精強化ワイン。ポルトガルのポートワイン、イタリアのマルサラワインと並んで「世界三大酒精強化ワイン」の一つに数えられる。

酒精強化ワインとは

通常のワインは、ブドウ果汁を発酵させて造られるが、酒精強化ワインは醸造の途中でアルコール度数の高いブランデーなどを添加する。これによりアルコール度数が高まり(シェリー酒は通常15〜22度)、ワインの保存性が高まるとともに、独特の風味や甘みが生まれる。

シャルドネ

シャルドネ

ワインの品種

白ワイン

主な産地

ブルゴーニュ、シャンパニュー、チリ、長野

味の特徴

すっきりした酸味 豊かな果実味

香りの要素

ライム、パイナップル

概要

世界で最も知られた白ワイン用ブドウ品種。 冷涼な気候の下で栽培されるが、適応力の高さから、オーストラリアアメリカなど世界中で栽培されるように。 栽培地域が広がったため、一口にシャルドネと言っても、酸味のあるものからトロピカルフルーツのようなものまで、地域の気候より味わいは様々。 ブルゴーニュのシャブリが有名。 シャルドネ単品種からなるシャンパンは「ブラン・ド・ブラン」(白の中の白)と呼ばれる。

シャルマー方式

シャルマー方式

「タンク方式」「密閉タンク方式」とも呼ばれとも呼ばれる、シャンパーニュ方式、に比べてより短期間で大量生産できる効率的な製法。

製法

  1. まず、ベースとなるスティルワイン(泡のないワイン)を大きな密閉式タンクに入れる。
  2. このタンク内で、糖分と酵母を加えて二次発酵を促す。発生した炭酸ガスはタンク内に溶け込み、泡となりる。
  3. 二次発酵後、酵母を取り除き、圧力下で瓶詰め。

特徴

  • 泡: シャンパーニュ方式に比べると泡はやや大きめで、持続性は劣る傾向がある。
  • 味わい: 酵母と接触する時間が短いため、ブドウ本来のフルーティーでフレッシュな香りが際立る。
  • コストと時間:大規模なタンクでまとめて製造するため、時間とコストを抑えられ、比較的安価なスパークリングワインに用いられる。

主なワイン

  • プロセッコ(イタリア)
  • ランブルスコ(イタリア)
  • 多くのドイツのゼクト
シャンパーニュ方式

シャンパーニュ方式

「トラディショナル方式」「瓶内二次発酵方式」とも呼ばれる、手間とコストがかかる高級な製法。

製法

  1. まず、ベースとなるスティルワイン(泡のないワイン)を造る。
  2. このベースワインを一本一本の瓶に詰め、糖分と酵母を加えて、王冠で密閉する。
  3. 瓶の中で再びアルコール発酵(二次発酵)が始まり、このときに発生した炭酸ガスが液体に溶け込み、泡となる。
  4. 発酵が終わった後も、オリと一緒に瓶内で長期間熟成させる。これにより、パンやブリオッシュのような独特の香ばしい風味(イースト香)が生まれる。
  5. 熟成後、瓶口に澱を集める作業(動瓶)を行い、瓶口を凍らせて澱を取り除く(デゴルジュマン)。
  6. 最後に、減った分を補い、糖分調整のためのリキュールを加えて栓をする。

特徴

  • 泡: 泡がきめ細かく、持続性が高い。
  • 味わい: 複雑で深みがあり、イースト香や熟成香が感じられる。
  • コストと時間: 1本1本手作業で行う工程が多く、時間とコストがかかるため、高価なスパークリングワインに用いられる。

主なワイン

シラー

シラー

ワインの品種

赤ワイン

主な産地

ローヌ、オーストラリアなど

味の特徴

フルボディ 濃厚でスパイシー

香りの要素

ローヌ:スミレ、皮革 オーストラリア:プルーン、ビターチョコ

概要

フランスのコート・デュ・ローヌ地方を原産地とする。コート・デュ・ローヌはボルドーやブルゴーニュと並ぶワイン御三家の一つ。 オーストラリアでは「シラーズ」と呼ばれる。最重要品種。

スパークリングワイン

スパークリングワイン

作り方

  1. 黒ブドウ・白ブドウを使って 白ワインを作る。
  2. 圧搾機で果汁のみを絞り出す。
  3. 果汁をタンクなどに移して発酵させる。途中で不純物(オリ)を取り除く。

以下の方式がある

スペイン

スペイン

ワイン生産量世界3位。まろやか、リーズナブル。

代表産地

  • リオハ
    • 長期熟成タイプの赤ワイン「テンプラニーリョ」「ガルナーチャ」
  • カタルーニャ
  • ラ・マンチャ
    • スペインワインの3分の1を生産。酸味控えめで口当たりまろやかなテーブルワインが主に生産される
  • アンダルシア
    • シェリー酒の生産が盛ん、デザートワインやモンティージャが有名
セニエ法

セニエ法

ロゼワインの製造方法の一つで、赤ワインの製造工程を応用したもの。 赤ワインを造る際に、果皮と果汁を一緒に漬け込んで色や成分を抽出する過程で、まだ色が薄い段階の果汁の一部を抜き取って、それを発酵させてロゼワインにする製法。

特徴

  • 色合い: 果皮に触れる時間が長いため、直接圧搾法で造られたロゼワインよりも色が濃く、鮮やかなピンクや濃いサーモンピンクになる傾向。
  • 味わい: 果皮からの抽出時間が比較的長いため、果実味がしっかりとしており、タンニンも感じられる、ボディのしっかりとした味わいになる。

ロゼワインの製造法には、このセニエ法の他に、黒ブドウを白ワインのようにすぐに圧搾して造る直接圧搾法などがある。セニエ法は、直接圧搾法よりも濃い色合いとしっかりとした味わいのロゼワインが生まれるのが特徴。

ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブラン

ワインの品種

白ワイン

主な産地

ボルドー、ニュージーランド

味の特徴

辛口、甘口、フレッシュな酸味

香りの要素

完熟するとグレープフルーツ、ライム

概要

香りが独特。「青草」「ハーブ」**「雄猫」**と形容される。この香りはメトキシピラジンという成分による

チリ

チリワインの特徴はほとんどのブドウが手摘み。チリ以外では人件費と時間の関係上、高級ワインでしかできない。 チリはオーガニック栽培も盛ん。チリの夏はとても乾燥しているため、ブドウの収穫に近い秋口に、湿度やカビや菌による汚染を防ぐ防腐剤を必要としない。 世界有数の大手ワイナリーが10社強、中規模ワイナリーが50社前後あり、有数のワインメーカーがワイン作成を手掛けている。