ワインの種類

オレンジワイン

オレンジワイン

白ワイン赤ワインロゼワインに続く「第4のワイン」として、近年注目を集めているワイン。 柑橘類のオレンジを使って造るわけではない。 白ブドウを使って、赤ワインと同じ醸造方法で造られることが最大の特徴

製法

白ワインは、白ブドウを収穫後、すぐに圧搾して果皮や種を取り除き、果汁のみを発酵させて造られる。そのため、色は淡く、渋み(タンニン)はほとんどない。 一方、オレンジワインは、白ブドウを破砕し、果汁、果皮、種子を一緒に漬け込んで発酵させる。 この「果皮と一緒に漬け込む」工程は赤ワインの醸造方法と同じ。この醸造により果皮に含まれる色素やタンニン、旨味成分がワインに抽出され、独特のオレンジがかった色合いと複雑な風味が生まれる。

シェリー酒

シェリー酒

スペイン南部のアンダルシア地方、特にヘレスとその周辺地域で造られる、独特の製法を持つ酒精強化ワイン。ポルトガルのポートワイン、イタリアのマルサラワインと並んで「世界三大酒精強化ワイン」の一つに数えられる。

酒精強化ワインとは

通常のワインは、ブドウ果汁を発酵させて造られるが、酒精強化ワインは醸造の途中でアルコール度数の高いブランデーなどを添加する。これによりアルコール度数が高まり(シェリー酒は通常15〜22度)、ワインの保存性が高まるとともに、独特の風味や甘みが生まれる。

スパークリングワイン

スパークリングワイン

作り方

  1. 黒ブドウ・白ブドウを使って 白ワインを作る。
  2. 圧搾機で果汁のみを絞り出す。
  3. 果汁をタンクなどに移して発酵させる。途中で不純物(オリ)を取り除く。

以下の方式がある

フレーバードワイン

フレーバードワイン

ワインにハーブ、スパイス、果実、樹皮、薬草などの香味成分や甘味料を加えて造られるお酒の総称。

特徴

ベースとなるワイン: スティルワイン(白ワイン赤ワイン)が使われることが多い。

ロゼワイン

ロゼワイン

作り方

  1. 黒ブドウを皮ごと破砕酵母を入れて発酵させる。
  • 発酵が進みほどよいピンク色になったら果皮を取り出して発酵させる セニエ法
  • 絞って発行が始まってからすぐ果皮を取り出しす直接圧搾法

特徴

赤と白の良いところを取った軽い口当たり 新鮮なフルーツの香り

白ワイン

白ワイン

作り方

  1. 主に白ブドウの皮を取り除き破砕後果汁のみを取り出し、タンクに入れて酵母を入れて発酵させる。
  • 15℃程度で発酵させる
  1. 発酵が終わったら不純物(オリ)を取り除く。
  2. 樽やステンレスタンクで熟成させる。6か月から1年ほど。その間も不純物(オリ)を取り除く。

特徴

渋みがなく「甘口」「辛口」がある。

赤ワイン

赤ワイン

作り方

  1. 黒ブドウの皮ごと(破砕後)発酵桶に入れて酵母を入れて発酵させる。
  2. 発酵が終わったら圧搾して果皮や果肉を取り除く
  3. 樽やステンレスタンクで熟成させる。不純物(オリ)を取り除く

特徴

ワインの王道。渋みとコク