オレンジワイン
白ワイン、赤ワイン、ロゼワインに続く「第4のワイン」として、近年注目を集めているワイン。 柑橘類のオレンジを使って造るわけではない。 白ブドウを使って、赤ワインと同じ醸造方法で造られることが最大の特徴
製法
白ワインは、白ブドウを収穫後、すぐに圧搾して果皮や種を取り除き、果汁のみを発酵させて造られる。そのため、色は淡く、渋み(タンニン)はほとんどない。 一方、オレンジワインは、白ブドウを破砕し、果汁、果皮、種子を一緒に漬け込んで発酵させる。 この「果皮と一緒に漬け込む」工程は赤ワインの醸造方法と同じ。この醸造により果皮に含まれる色素やタンニン、旨味成分がワインに抽出され、独特のオレンジがかった色合いと複雑な風味が生まれる。