ゴールドハンド・ゼクト・ホワイト・トロッケン

ゴールドハンド・ゼクト・ホワイト・トロッケン

この日はちょっとしたお祝いがあり、これまで得た知識を活かしてお祝いにふさわしいワインを購入することにしました。参考にしたのはこの動画。

  • お祝いでワインを飲みたいのでスパークリングワインがよい
  • 普段ワインを飲まない人たちなので、甘口が良い
  • 予算は2000円台

ショップの店員さんに上記を伝えて、選んでいただきました。仲間内で飲むならば掘り出し物、お値打ちモノを選ぶのも楽しさですが、人のお祝いに使うなら失敗できませんからね。そして選んだワインはこちら。

ゴールドハンド ゼクト ホワイト・トロッケン

「ゼクト」はドイツのスパークリングワインの意味。生産国や生産年など異なるワインをブレンドすることができ、20℃で3.5気圧以上、アルコール度数10%以上で、泡は一次発酵または二次発酵によって得られるものと規定されています。このワインは瓶の中での二次発酵(シャンパーニュ方式)によるものと店員さんが説明してくれました。

店頭の紹介文には「辛口スパークリングワイン」と書かれていてので(甘口とお願いしたのに・・・)と思ったのですが、ドイツ産というのがミソ。ワインは原料となるブドウの生育環境の都合、寒い地域ほど辛口になり、暖かい地域ほど甘口になるとされます。ドイツはワイン生産国として最も北に位置します。寒く日差しも少ないドイツではブドウを完熟させることが困難な為、却って甘く糖度の高いブドウが重宝され伝統的に甘口ワインが多く作られてきました。ドイツの辛口スパークリングは、相対的に見て甘いと店員さんは判断したのかもしれません。

飲んだのですが、甘いとは思いませんでした(笑)そもそも「これは甘口」「これは辛口」と判断できるほどワインを真剣に飲んでいないという。香りを嗅ぎ、舌の上で味を確かめましたが、表現できるボキャブラリーを持っていませんでした。まだまだ経験不足のようです。ただ、飲みやすかったことは確かです。アルコール度数が11%と高めのわりには、サイダーのようにごくごく飲むことができました(それが危険なのですが)

多くのワインを飲み比べている、ワイン比較サイトの感想はこちら。

2000円前後の辛口スパークリングは、辛みが強すぎて、初心者の人には難しい味わいのものが多い中で、しっかり辛口で、マイルドな味わいは初心者の人でも、親しみやすいと思う。上品さより庶民的な親しみの傾向があるスパークリング

店員さんは僕の要望に的確に応えてくていたのですね。こういうのもワインの楽しみ方の一つかもしれません。