シャルマー方式

シャルマー方式

「タンク方式」「密閉タンク方式」とも呼ばれとも呼ばれる、シャンパーニュ方式、に比べてより短期間で大量生産できる効率的な製法。

製法

  1. まず、ベースとなるスティルワイン(泡のないワイン)を大きな密閉式タンクに入れる。
  2. このタンク内で、糖分と酵母を加えて二次発酵を促す。発生した炭酸ガスはタンク内に溶け込み、泡となりる。
  3. 二次発酵後、酵母を取り除き、圧力下で瓶詰め。

特徴

  • 泡: シャンパーニュ方式に比べると泡はやや大きめで、持続性は劣る傾向がある。
  • 味わい: 酵母と接触する時間が短いため、ブドウ本来のフルーティーでフレッシュな香りが際立る。
  • コストと時間:大規模なタンクでまとめて製造するため、時間とコストを抑えられ、比較的安価なスパークリングワインに用いられる。

主なワイン

  • プロセッコ(イタリア)
  • ランブルスコ(イタリア)
  • 多くのドイツのゼクト