フレーバードワイン
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ワインにハーブ、スパイス、果実、樹皮、薬草などの香味成分や甘味料を加えて造られるお酒の総称。
特徴
ベースとなるワイン: スティルワイン(白ワイン、赤ワイン)が使われることが多い。
風味の添加: 醸造過程の途中や、完成したワインに、ハーブやスパイスなどの香味成分を浸漬(漬け込む)したり、蒸留酒を添加したりして風味付けを行う。
アルコール度数: 酒精強化ワインと同様に、ブランデーなどを加えてアルコール度数を高めているものも多く、一般的には15~20%程度のものが主流。
代表的なフレーバードワイン
ヴェルモット:
白ワインをベースに、ニガヨモギやさまざまなハーブ、スパイスを加えて造られるワイン。 ドライ(辛口)とスイート(甘口)があり、マティーニやマンハッタンといったカクテルの主要な材料。
サングリア:
赤ワインにオレンジやレモン、リンゴなどのフルーツ、砂糖、スパイスを加えて造る、スペイン発祥のお酒。 家庭でも手軽に作ることができ、フルーティーで飲みやすいのが特徴。
リキュールワイン
ワインにフルーツを漬け込んで造るタイプ。 梅酒も広い意味ではこの一種。